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 PPMについての基礎知識 (次亜塩素酸ナトリウム)

 次亜塩素酸ナトリウムの濃度はよく “ppm” で表現されますが、慣れない人にとってはいつもどの程度希釈すればよいのか混乱してしまう事も少なくないでしょう。ここでは簡単に、ppmの解説をしたいと思います。参考になれば幸いです。

「ppm」 とは、mg/Lを意味しています。例えば次亜塩素酸ナトリウム200ppm溶液とは、1Lの水の中に、200mgの次亜が入っていることを意味します。 1mg=0.001gですので、200mg=0.2gと なります。

 通常よく見られる6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液から、200ppmの希釈液を作る場合の倍率を計算してみます。 6%溶液では、1L中に60g(= 60,000mg)の次亜塩素酸ナトリウムが入ってまいす。 200ppmとは200mg/Lの事なので、200ppm溶液には1L中に200mgの次亜が入っていることになり、つまり、60g(=60,000mg)÷200mg=300 となり、6%溶液を300倍に 希釈することで200ppm溶液を作ることが出来ることがわかります。 12%の次亜溶液の場合は、その倍の600倍に希釈することで200ppmとなります。

用途別希釈例

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